December 5, 2014

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絵菜バレエスタジオ(EBS) 指導コンセプト

幼児期におけるレッスンの基本は、音楽を良く聴き、子供達が楽しく自由に身体全体を使って表現することを学びます。
妖精や白鳥、トンボや色々な物になる、演じる体験、空想、情操の世界を大切にします。それらを通して子供の筋力の発達に応じて基礎技術の習得を目指しますが、この時期は、さまざまな才能を秘めた宝庫である幼児達の将来を見据え、決して教師や親達が、しかりつけたり無理強いすることは、しないように指導いたします。
すなわち、「幼児達がバレエを愛すること、大好きになることが一番」であると思います。
これを植物にたとえると、地面の下で、将来芽を出し、葉をつけ、花を咲かせ、そして、実をつけるために、しっかり根を張り巡らせる時期でしょう。水をやらなければ芽が出ないですし、早く芽を出そうと水や肥料をやり過ぎると、根がだめになって、根腐れを起こしてしまうように、筋力が弱い幼児期に、難しいメソッドを学ばせて、大きく育つ才能の芽を摘んでしまわないように、輝かしい将来を見据えて、2~3年間の、この一番デリケートで大切な時期をゆっくり、ゆったりと愛情をもって育ててゆきます。
すなわち、「幼児達がバレエを愛すること、大好きになることが一番」であると思います。
これを植物にたとえると、地面の下で、将来芽を出し、葉をつけ、花を咲かせ、そして、実をつけるために、しっかり根を張り巡らせる時期でしょう。水をやらなければ芽が出ないですし、早く芽を出そうと水や肥料をやり過ぎると、根がだめになって、根腐れを起こしてしまうように、筋力が弱い幼児期に、難しいメソッドを学ばせて、大きく育つ才能の芽を摘んでしまわないように、輝かしい将来を見据えて、2~3年間の、この一番デリケートで大切な時期をゆっくり、ゆったりと愛情をもって育ててゆきます。
そして、小学生になると、子供達は、見違えるようにしっかりと自覚が出来、教師の言うことを理解できるようになります。
この時期は、身体をまっすぐに正しくしっかり保つこと、そして、股関節を開く、脚全体を外に向けること(アン・デ・オール)を獲得することを学びます。合わせて、基本的なステップも学びますが、この時期にこれらがしっかりと、正確にできていると、中学、高校生になり筋力がさらに発達すると、高度な技術を身に付けることが出来るのです。
そして、長い年月をかけて、獲得した基礎技術を下敷きに初めて、上半身が滑らかにつかえ、さまざまな表現力が身につくのです。
この時期にきて初めて、柔らかく、芸術的且つ感動的な表現力に富んだ美しい踊りが生まれるのです。
踊りには個性、内面的な人柄が露になるといわれています。クラシックバレエは、長い年月をかけて上質なワインが芳しい芳香を醸し出すように、基礎を、年月を、地道に一つづつ積み重ねて行く、そこにバレリーナや教師の人生をも繰り込んでゆく、類まれな素晴らしい芸術であると思います。
かの有名なミハイル・バリシニコフを育てたワガノワのプーシキン先生が、プリンシパル(プリマバレリーナ)になる秘訣はただひとつ。「誰も見ていなくても毎日毎日、退屈でそして、大変なレッスンを三時間も四時間もかけて唯々、黙々とし続ける事。これが出来る人、即ち、自分を克服することが出来る人、この才能さえあればいいのだ。テクニックは、1%、99%は、この努力が出来ること、これが全て」と云われたそうです。
EBSの生徒の皆様と共に、この言葉を噛締め、長いバレエの道を歩んでゆきたいと念じております。